前回の続きです。
ロッカーでバスローブに着替えてからトリートメントまでの時間は、リラクゼーションルームで過ごします。
適度に仄暗く落ち着いた空間はカーミング効果もたっぷり。
フレーバーウォーターやジュース、ナッツやドライフルーツなどが用意されており、自由にいただくことが出来ます。
時間になると、セラピストさんが迎えに来てくれますので、トリートメントルームに移動します。
この日私が受けたのは「ブリスフル マルマ」
マルマとはアーユルヴェーダの考えで「肉体と精神が交差する」とされているポイントを指しているそうです。
目に見えるものと目に見えないものがクロスする場所、ともいえますね。
因みに数ある選択肢から私がこちらのプログラムをセレクトした理由はコチラ
緊張からくるストレスをリリースしリラックスへと導くトリートメントです。
パンフレットに記載のあったこのワードが心にぐっさりと刺さったからです(笑)
お部屋では先ず最初にトリートメントの説明を受け
・この日使用するオイル
・トリートメント終了の際にフェイスとボディに吹き掛けるミスト
を、それぞれ数種類からひとつずつ選びます。
施術のスタートはティンシャの音から。嗚呼、心地良い…。これ、身体をオフモードにするのにはとても良い装置です。
私は普段、一度の施術では凝りもストレスもなかなか抜け難いのですが、今回のトリートメントはその両方にしっかり効いていることがわかりました。
担当いただいた星野さん曰く、こちらのトリートメントはいわゆるツボ押し等とは異なり、もっと大きなポイントを捉えての施術なのだとか。エネルギーワークも含まれているそうです。
肉体に限った施術ではなく、精神にまで届く内容だから、心の凝りも解れるのでしょう。
マルマとエネルギーが宿るチャクラを整えていただいたことで、全身の健やかさが戻ってきたように感じます。
ブリスフル マルマは、「Subtle Energies(サトル エナジーズ)」を利用したホリスティックメニューのうちのひとつ。
トリートメント内容もさることながら、プロダクトもブランドの考えも自分自身にとてもフィットしたので、今度は同シリーズの別メニューを受けてみたいと思います。
スパレセプションに併設されたスパブティックでは、プログラムで使用した商品のほか、オリジナルプロダクツも用意されています。
この日は、自分の状態を守りたい。そして、良い状態はキープしたい。と思ったため、トリートメントでも使用した「Aura Protection Body Mist(オーラ プロテクション ボディ ミスト)」を購入。
今後、新しい環境に身を投じる機会や人との折衝が増える予定なので、ヘビロテアイテムになりそうです。
プログラムで使われているのと同じティンシャも購入可能。
干支の置物は海外の方に大人気なのだとか。
体験してみてわかったのは、ここ「ザ・スパ・アット・マンダリン・オリエンタル東京」には、 自然と身体も心もあずけられる仕組みがあるということ。
身も心も非日常の空間に身を委ねることで、心と身体を潤いで満たしてはいかがでしょうか。