先日、いけばなの教室で、クリスマスのリースを作りました。
普段のお稽古とは離れての、完全自由な作成時間。お手本もなければ制約もありません。
本当にほんとうに、自由に作ってみました。
土台に使用したのは赤づる。
ところどころ水を使い撓めながら形を作っていきます。

すべての工程の中で、この土台づくりが一番楽しかったです。全体のバランスを見ながら、自由に、形をとっていく。そうしてだんだんとまるく形ができていくのが、ほんとうに楽しかったです。

因みに、大きさにしてこのくらい。結構大きめです。

使ったグリーンはブルーアイス。柑橘系を思わせる強い香りを放ちます。個人的には、とても大好きな香り💕初めて使った花材ですが、大好きになっちゃいました。

葉の使い方も、置く方向もすべて自由。今回は、元の枝振りを生かしながら、葉と枝を離すことなく、すべて同方向に留めてみました。そのうえで全体のバランスを見て、余剰な葉を剪定。剪定した葉はワイヤーでまとめ、ボリュームの足りないところへ差し入れワイヤーで固定しました。
葉を枝からカットし少しずつ土台に固定していく方もいるだろうと思います。
やっぱりお花には、性格が出ます。

途中工程の写真を全く撮っていなかったので、突然の完成形。グリーンを入れた後は、赤い実のサンキライを入れ、金の松毬とゴールドのリボン、上方には角を思わせる白とゴールドのオーナメントを施しました。

その意味合いや、色、形、飾る時期などから、どうしても日本の門松や茅の輪くぐりとイメージが重なる。
文化は、面白い。